第46回日本免疫学会学術集会

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会長挨拶

第46回日本免疫学会学術集会会長 烏山 一

日本免疫学会の会員の皆様

第46回日本免疫学会学術集会

会長 烏山 一

会員の皆様におかれましては、ご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、本年2017年12月12日(火)~14日(木)の3日間、仙台市の仙台国際センターにて第46回日本免疫学会学術集会が開催されます。一昨年は札幌、昨年は沖縄と日本を縦断する形で学術集会が開催されてきましたが、今年は17年ぶりに「杜(もり)の都」仙台での開催となります。「なぜ東京ではなく、仙台で?」と聞かれることが多いのですが、6年前の東日本大震災からの完全復興に向けて粘り強く邁進されている東北地区での開催は日本免疫学会としても大変意義があると考えております。今回のメイン会場となる仙台国際センターへのアクセスはとてもよく、たとえば東京からですと、東北新幹線で1時間半、仙台駅からは新設の地下鉄東西線で5分足らずで国際センターの目の前に到着します。また、国際センターに併設する形で2年前に展示棟が完成し、ポスター・展示会場とシンポジウム・ワークショップ会場が有機的に直結したため、雨に濡れることなくスムーズに各セッションを巡ることができます。このような会場の利便性を最大限に生かして、すべての会員の皆様にとって魅力的かつ有意義な学術集会となるよう、実行委員会、プログラム委員会ならびに学術委員会を中心に鋭意準備を進めておりますので、会員の皆様はもちろんのこと、まだ会員になられていない方々も是非とも仙台に足を運んでいただきたいと存じます。

今回の第46回学術集会では、数多くの臨床系免疫研究者の方々に実行委員会とプログラム委員会に参入いただき、伝統ある基礎免疫研究に加えて免疫難病の治療につながるヒト免疫研究を中心としたシンポジウムをいくつか組んでいただきました。これらを通じて、日本だけではなく国際的なレベルで、基礎研究と臨床研究の有機的連携がさらにすすむことを期待しています。12のシンポジウムでの討議の活性化の一助となるよう、それぞれのシンポジウムに先立って当該領域を平易に解説するオーバービュートークを座長にお願いいたしました。シンポジウム後の昼の時間帯には参加者の多様な興味に対応するべく、多彩なテクニカルセミナー、クリニカルセミナーを企画し、最新のテクノロジーや新規治療法に触れる機会を設けています。それにつづく、午後のワークショップならびにポスターセッションは学術集会の要となる大イベントであり、会員の皆様、とくに若い研究者・学生の方々のオリジナルかつ新鮮な生データに基づくホットディスカッションで大いに盛り上がっていただきたいと思います。2日目の12月13日(水)にはポスターセッションにひきつづき17:30から、国際センター2階のレセプションホールにおいて会員懇親会(学生会員は参加費半額)を大々的に開催いたしますので、会員間の情報交換・親睦、共同研究のきっかけ、国際ネットワークの構築の場として活用していただければ幸いです。

仙台は、杜の都といわれるだけあって豊かな自然に育まれた美味しい新鮮食材が豊富ですので、ぜひ12月の仙台での学術集会に参加して学問的興奮を味わうとともに山海の珍味に舌鼓を打っていただきたいと思います。学会員の皆様の積極的な演題投稿をお待ちしております。

2017年6月

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