第53回日本臨床免疫学会総会 The 53rd Annual Meeting of the Japanese Society of Clinical Immunology

会長挨拶

会長 奥山 学
第53回日本臨床免疫学会総会
会長 中島 裕史
(千葉大学大学院医学研究院
アレルギー・臨床免疫学)

第53回日本臨床免疫学会総会を開催するにあたり、皆様の日頃からのご支援に深く感謝申し上げます。日本臨床免疫学会は、臨床免疫学に関する分野横断的な知見と多様なアプローチを融合し、新たな治療法の開発や病態の解明を推進する重要な役割を担っています。本総会では、臨床に根ざした免疫研究と基礎免疫学に根ざした免疫疾患診療の発展を目指し、各分野の研究者・臨床医が一堂に会するユニークな場を提供いたします。

近年の分子・細胞標的治療の進展により、様々な免疫関連疾患の共通性と特異性が明らかになりました。さらに、全エクソーム・全ゲノムシーケンスへのアクセシビリティ向上やシングルセルシーケンス解析、空間トランスクリプトーム解析などの網羅的解析技術の発展により、ヒト免疫疾患の病態理解が飛躍的に進展しております。これにより、日本臨床免疫学会の存在意義はますます高まっております。

第53回総会は、2025年10月9日(木)~11日(土)に千葉市・幕張エリアにて開催いたします。今回のテーマ「次世代臨床免疫学への扉」は、次世代の分子・細胞標的治療法の開発や次世代シーケンス技術を基盤とした応用研究、マルチオミックス解析など、臨床免疫学の未来を見据えたものです。臨床免疫研究が持つ可能性と挑戦性を象徴するこのテーマのもと、各分野の研究者・臨床医が自由に議論し、知識を交流する場となることを目指しております。また、第34回日本小児リウマチ学会との合同セッションも予定しており、移行期医療への注目が集まる中で、多くの新たな発見と共同研究が期待されます。

今回の総会では、次世代の研究者を育成するための様々な企画も準備しております。これにより、若手研究者が自らの研究を発表し、先駆的なアイデアを交換する場を提供いたします。多くの先生方のご参加を心よりお待ち申し上げております。

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